防水工事には様々な工法があるのですが、今日はその中の一つ「シート防水」についてご紹介いたします♪
シート防水は塩ビ樹脂や合成ゴムなどの素材で作られた防水シートを、接着剤やテープを用いて床面に貼り付けて施工する工法のこと。
雨漏りを撃退する防水工事の中でも、代表的な施工法として、特に広さのある屋上や外廊下などによく用いられています。

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雨漏り予防を考えれば、シート防水工事は様々な利点があります。
まず何と言ってもコストの安さ。
下地に接着剤で貼り付けるだけなので施工が簡単、工期も短く済みコスト面でもやさしい工法と言われています。
さらに伸縮性に優れることから天候の変化にも柔軟に適合するので、破れたりする可能性はほとんどなく、効率的な雨漏り対策ができるといえるでしょう。

ただし、注意が必要なこともいくつかあります。
例えば複雑な形状の箇所には不向きと言えます。
ゴムシート自体の厚さがあるので、折り曲げたりするには不向きで、カットすればその部分の防水効果が薄れ、雨漏りが起こりやすくなってしまいます。

また屋上に天窓がある場合、その枠の周りの処置が丁寧に行われていなければ、雨水が入り込む原因となり防水効果はあまりありません。
どうしても切断面が生じるようであれば、増し貼りシートを使う必要があります。
しかしながら職人によっては、そのような知識を持たない人もいるので注意が必要で、ゴムシートの取り扱いには職人の技術力が左右されることになるので、業者選びも慎重に行うことが大切。また、

ゴムシート防水は鳥の被害を受けやすいことも確認されていますので、建物によっては何かしらの鳥除けの工夫が必要となるかもしれません。
シート防水工事は、安価に施工できる利点はあるものの、注意すべき点も多いので経験豊富な実績のある業者を選ぶことが大切です。


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