防水工事豆知識

雨漏りと水漏れ・結露を見分けるには?

雨漏りと似た症状が出やすいのが、「水漏れ」や「結露」。
天井付近にシミができると、まず雨漏りを疑ってしまいがちですが、意外とその他に原因があることもあるのです。

雨漏りとその他の症状では、対処策もまったく異なるもの。
今回は雨漏りと、良く似たその他の現象との見分け方をご紹介いたします!

■このような症状は雨漏りの可能性大!
◎雨が降った翌朝
・天井、壁のクロスが剝がれ、膨らみ、シミが現れる
・天井や壁のクロス材に黒いカビが生えてきた
・部屋が湿気た様な臭いがする
・外側基礎が部分的に乾いていない

◎雨が降っている時
・天井裏から、水滴が落ちている様な音がする
・床が塗れている
・壁天井の内装材が塗れてきた
・窓サッシ下側レールに水が溜まっている
・和室の柱の木目が濃くなってきた

◎ふとした時に
・壁が動く
・押入れランマ内部の天井がシミみている
・押入れ内部に黒いカビが発生していた
・天井や壁のクロス材に黒いカビが生えてきた
・内側造作材(廻縁・幅木)が剝がれてきた
・内装壁が崩れてきた
・2階柱のシロアリの発生
・天井材が落ちてきた

◎床下の基礎内部に
・水滴が流れている跡がある
・土台土が塗れている
・シロアリが発生していた

上記のような症状を発見したら、雨漏りの可能性大です。
雨漏りは、初期段階では天井・壁・床などに症状が出ることはあまりありませんが、進行すると次第に目に見える症状が増えてきます。
雨漏りの原因は、設計上の計画ミスや施工不良、経年劣化など様々。
一次被害としては内装のシミや断熱材が湿ることによる断熱効果の低減などですが、そのままにしておくとカビやダニの発生、漏電による火災の発生、柱や天井の腐食といった二次被害につながってしまいますので、早急に原因を突き止めることが大切です。
当社では雨漏りしている建物の現状をしっかりと確認し、最適な防水対策を施します。

■このような症状は水漏れの可能性大!
・キッチン台下側の収納部が湿気ていたり臭ったり、収納床が柔らかくなってきた
・水道管が通っていると思われる外側の基礎に、雨が降っていないのに濡れている
・水道を使っていないのにメーターが回っている
・水道料金の請求額が高い

水漏れは住宅に通っている排水管の不具合が原因。
床や壁が湿っている症状が見られることが多いため、雨漏りと混同されがちですが、キッチンの収納部や配管付近に症状があらわれること多いです。
また、水道料金が高くなっているなど、その他の状況から、雨漏りではないと判断することができるでしょう。

■このような症状は結露の可能性大!
・和室天井にライン上模様のシミが出てきた
・窓枠にカビが出てきた
・小屋裏内部がカビてきた

結露は屋内と屋外の温度差が原因で起こります。
カビやシミは空気中の水蒸気が冷やされ、液状化することで表れる症状。
その他屋根や軒先に積もった雪が室内からの熱や日射で溶かされて水になって凍結し、屋根材の隙間から室内へ水漏れを起こす「すが漏れ」の場合もあります。
これらは気密性の高い建物ほど起こりやすい症状で、雨漏りと混同されがちなため、専門家に一度雨漏り診断を依頼されるのが安心です。

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外壁塗装とお天気の気になる関係

奈良市で外壁塗装をお考えの皆様、「そろそろ塗り替え時期だけど、一体どの季節に外壁塗装を行えばいいの?」とお悩みではありませんか?
「梅雨の時期は湿気が高いからよくないのでは?」
「冬は寒いから塗料がなかなか固まらないかも…?」
なんて様々なお声を耳にします。
やっぱり外壁塗装に適した季節に塗り替えをして、塗装の効果を長持ちさせたい!とお考えの方が多いようですね。

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結論からいうと、外壁塗装にこの季節が適している、というものはありません。
1年を通して塗り替え工事を行うことが可能です。

けれども、気温や湿度の要件によっては、塗装を避けた方がいい場合がありますので、次の条件を満たしていることが重要です。
それは……「塗装場所の気温が5℃以上、湿度が85%以下である」、ということ。

逆にいえば、気温が5℃以下と著しく低かったり、湿度が85%以上もある場合は、外壁塗装を行うのに向いていません。
また、降雨、降雪の恐れがあったり、強風時の塗装は避けた方が無難です。
お天気の統計データから見れば、最も安定しているのは晩秋から冬にかけて。
ですが日が短くなるため、外壁塗装後の乾燥時間を考えれば、遅くとも午後2時半ごろまでしか屋外の仕事はできません。

外壁塗装の塗料は、塗った後に乾燥し、硬化して塗膜となり、はじめて塗料の性能が発揮できます。
この塗膜を形成するためには、充分に乾燥させる必要があり、気温や湿度、雨、雪などが大きく影響してくることも。
塗料が乾ききらないまま夜露などで塗れたり、凍結してしまえば不具合が発生し、最悪の場合、もう一度塗り直しになってしまいます。

外壁塗装における塗料の乾燥時間や硬化時間は、気候条件によって変わってきますので、塗装職人の経験が試される部分。
奈良市の「協和防水」では、塗料の乾燥を充分に考慮して、適切な外壁塗装計画を立てています!

■ここがポイント!外壁塗装の塗り替え時期
・外壁塗装は、「塗装場所の気温が5℃以上、湿度が85%以下である」ことが必要
・ほとんどの季節は塗り替えができるが、真冬や梅雨時期は避けた方が無難
・塗料がしっかり乾かなければ、最悪塗り直しになることも

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シート防水のメリットを知って雨漏り撃退!

防水工事には様々な工法があるのですが、今日はその中の一つ「シート防水」についてご紹介いたします♪
シート防水は塩ビ樹脂や合成ゴムなどの素材で作られた防水シートを、接着剤やテープを用いて床面に貼り付けて施工する工法のこと。
雨漏りを撃退する防水工事の中でも、代表的な施工法として、特に広さのある屋上や外廊下などによく用いられています。

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雨漏り予防を考えれば、シート防水工事は様々な利点があります。
まず何と言ってもコストの安さ。
下地に接着剤で貼り付けるだけなので施工が簡単、工期も短く済みコスト面でもやさしい工法と言われています。
さらに伸縮性に優れることから天候の変化にも柔軟に適合するので、破れたりする可能性はほとんどなく、効率的な雨漏り対策ができるといえるでしょう。

ただし、注意が必要なこともいくつかあります。
例えば複雑な形状の箇所には不向きと言えます。
ゴムシート自体の厚さがあるので、折り曲げたりするには不向きで、カットすればその部分の防水効果が薄れ、雨漏りが起こりやすくなってしまいます。

また屋上に天窓がある場合、その枠の周りの処置が丁寧に行われていなければ、雨水が入り込む原因となり防水効果はあまりありません。
どうしても切断面が生じるようであれば、増し貼りシートを使う必要があります。
しかしながら職人によっては、そのような知識を持たない人もいるので注意が必要で、ゴムシートの取り扱いには職人の技術力が左右されることになるので、業者選びも慎重に行うことが大切。また、

ゴムシート防水は鳥の被害を受けやすいことも確認されていますので、建物によっては何かしらの鳥除けの工夫が必要となるかもしれません。
シート防水工事は、安価に施工できる利点はあるものの、注意すべき点も多いので経験豊富な実績のある業者を選ぶことが大切です。

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ウレタン防水で雨漏り撃退!施工手順はこちら

雨漏り対策の防水工事として、一番人気が高いのが、「ウレタンゴム防水工事」。
ウレタンゴム防水工事とは、液状になったウレタンゴムを床面に塗って施工する工法で、つるっとした美しい仕上がりになるのがその特徴。
シート防水などとは違って、形状が複雑な箇所でも施工できるため、凹凸のある屋上などでよく利用されています。

現在の防水層が別の素材でできていても、その上から施工できるため、施工性が高く、環境保全にも◎!
雨漏りの強力な味方として、確かな信頼を得ている工法です。

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■気になるウレタンゴム防水工事の施工手順をチェック!
【1】高圧洗浄
汚れた床面の上に施工しても、塗膜は上手く密着しません。
まずは汚れを洗浄し、密着性を高めるのが、雨漏りを防ぐための必須工程です。
高圧水を専用の機材で噴射し、こびりついたコケや泥を洗い流していきます。

【2】下地調整(ノロ引き)
古くなったコンクリートの表面は、デコボコしていたりひび割れもちらほら。
このような下地の劣化をそのままにしておくと、防水工事を行っても充分な効果は期待できません。
下地の歪みが原因で防水層に亀裂が入り、そこから雨漏りするというケースも。
そこで下地調整では、床面を水平にし、ウレタンゴムの密着性を高めるためにも、カチオン系のセメントを塗ってデコボコを補正していきます。
また場合によっては勾配がなくなるよう、フリク調整を行い、水溜まりができるのを防ぎます。
防水工事には欠かせない工程で、ここをどれだけ丁寧に行うかで、雨漏りへの強度も変わってきます。

【3】コーキング
コンクリート同士の隙間を埋める目地材も忘れずにチェックを。
目地が劣化して収縮していたり、ひび割れが入っている場合は、雨漏りの要因になりかねませんので、目地材の充填を行います。
これを行うことで、雨漏りが起きやすい部位の強度が高まります。

【4】プライマー
ウレタンゴムの密着性を高めるために、プライマーを下塗りします。
プライマーは床面と防水層の間で接着剤のような役目を果たしてくれます。

【5】通気マット
専用のボンドを塗布し、通気マットを貼り付けていきます。
しわにならないようにしっかりと密着させるのが、施工のポイント。
この通気マットには表面に小さな穴が開いており、下からの湿気を逃す役割を果たしています。
湿気がこもって防水層が劣化し、雨漏りが起こるのを防ぐための大切な対策です。

【6】脱気筒取り付け
湿気を逃がす脱気筒を取り付けます。
なるべく水上の方に取り付けするのがポイント。
50㎡~70㎡に1箇所ずつ取り付けするのが目安です。

【7】ウレタンゴム塗布
2回に分けてウレタンゴムを塗布します。
金ゴテや専用のローラーを用い、しっかりと防水層に厚みを取り付けるのが施工のポイント。
2回目はドレン周辺や立ちあがり周辺に脱気筒を塗膜をつけて塗布します。

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どうする?外壁塗装の色選び

お住まいの劣化を守るのはもちろんのこと、外観をオシャレに見せるのにもこだわりたい!
外壁塗装を検討するときは、そのカラーにもこだわる方は多いのではないでしょうか?

古い景観の残る奈良市の街並みに合わせながらも、ご家族らしい個性を発揮して。
外壁塗装は色選び次第では、お住まいの印象をガラリと変えることが可能です。

築年数の長いお家も、まるで新築のように色鮮やかに甦らせることができるのが、外壁塗装のメリット♪
けれども、色選びで失敗してしまった……という例も決して少なくはありません。

奈良市の皆様に後悔させないためにも、今回は外壁塗装における色選びのコツをお伝えしていきます。

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■ここがポイント!外壁塗装における色選びの注意点

◎白、黒は汚れが目立ちやすい
非常にきれいに見える白や黒は、実は汚れが目立ちやすい色として外壁にはあまり向いていません。
住宅の外壁には、時間の経過とともに確実に汚れが付着します。
基本的には汚れがついている期間の方が長いといえるので、汚れの目立ちにくい色にするのが、外観を美しく見せ続ける秘けつです。

◎赤、青など原色系は経年劣化で古びて見える
また、真っ赤、真っ青などの原色系の色に関しても、あまりオススメできません。
なぜなら濃い原色系の色の場合、経年劣化で薄くなっていく様子が非常に目立ちやすいからです。
色が薄くなってくると、実際以上に古びた感じに見えてしまうため、塗り替えの頻度をできるだけ減らしたい方には、避けた方が無難な色だと言えるでしょう。

◎周りの景観にも配慮する必要がある
ご自分の家とはいっても、やはり街の構成要素の一つであることを、忘れてはいけません。
ご近所の家がクリーム系や暖色系なのに、自分の家だけ寒色系を選んでしまえば、それだけで美観が損なわれてしまいます。
過去には、外壁塗装で奇抜な外観にしたせいで、周辺の家から苦情が来た、というケースも。
部分使いでポイントカラーを取り入れてみたり、1階部分と2階部分を2色で塗り分けるなどでも、充分個性的なお住まいに見せることは可能です。
当社ではお客様のご要望に合わせて、立地環境も考慮した最適なご提案をしていきます。

◎ツートンカラーの場合は、同系色か彩度が同じ色の組み合わせを
ツートーンカラーの家にする場合は「赤と青」のような、全く違う色を選ぶのはオススメできません。
見た目が非常に派手になってしまい、見る側に不快感を与えてしまうことも。
「淡いクリーム色と濃いクリーム色」や「同じ薄さの薄緑色と薄黄色」など、同系色か同じ彩度の色を選ぶと、2色がしっかりと馴染む安心できる外観に仕上がります。
また、2色の境目にもう1色アクセントカラーとして使う、3色使いもありますが、それ以上色を多くしてしまうと、統一感のない見た目になってしまいますので、最大で3色までにするのがいいでしょう。

◎面積効果に注意してカラーサンプルを見る
色選びの際は、カラーサンプルを見て選ばれる方がほとんどです。
けれども、その時に考えなくてはいけないのが、「面積効果」というもの。
「面積効果」は、色の大きさによって見え方が変わってしまうという視覚効果のことです。
外壁塗装における「思っていた色と違う……」というトラブルは、実は多くがこの「面積効果」によるもの。
色は大きな面積になると、明るくより鮮やかに色合いが強調されて見えてしまいます。
そのため、思っているより少し暗め、濃い目の色にするのが外壁塗装を成功させるカギだと言えます。

◎光源によって見え方が違う
外壁塗装でカラーサンプルを見る際に、気をつけなければならないことがもう一点あります。
それは、「光源によって色の見え方が変わる」ということ。
蛍光灯の下と太陽光の下では、色味が変わってきますので、室内でカラーサンプルを見るのではなく、実際に外に出て確認いただいた方が、より確かな見栄えをチェックできます。

◎つやの加減でも見え方は変わってくる
外壁塗装は色だけではなく、つやのある無しでも大きく印象が変わってきます。
つや加減はイメージがつかめないと、思った通りのものを選ぶのが難しいと思われますので、実際につやがある家をご近所で確認してみるのも一つの手です。
その場合は、必ず晴れて明るい日を選ぶようにしましょう。
外壁塗装では、つやがありすぎるのが好みでない場合は7分つや、さらにつや感を減らした半つや、つやが無い方が好きな方は、3分つや、つや消しをお選びいただいています。
理想の外観を踏まえながら、どのパターンがお客様宅にとって最適かを一緒に考えていきましょう。

当社では、気になる色選びについても、お客様のご希望をしっかりとヒアリングし、様々な選択肢を比較いただいた上で決定しています。
疑問や不安点があれば、しっかりとお応えしていきますので、どうぞ小さなことからお気軽にご相談ください。

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外壁タイプ別診断!外壁塗装の時期とは?

「外壁塗装って、一体いつすればいいの?」
今回は外壁塗装の時期について、奈良市の皆様からの気になるご質問にお応えします!

屋上・屋根の次に雨漏りを起こしやすいのが、建物の外壁部分。
ひび割れから雨水が浸入し、天井や壁にシミをつくってしまうケースが、実は大変多いのです。

外壁塗装のサイクルは、10年が目安だといわれていますが、それはあくまで基準です。
海のそばだったり、排気ガスの多い地域だったりすれば、その分劣化が早くなることもありますし、もちろんどんなグレードの塗料を使用しているかで、耐久性は大きく変わってきますので、定期的なチェックが欠かせません。

また、もう一つ外壁塗装の塗り替えサイクルに影響してくるのが、外壁の種類。
外壁には様々な種類があり、それぞれ特徴も異なるため、外壁塗装が必要とされるサイクルも違うのです。

皆様のお宅の外壁は、一体どのタイプでしょうか?
ご自宅の外壁がどういう性質なのか、どんな症状が出れば塗り替えのタイミングなのかを知っておけば、計画的に外壁塗装工事を行うことが可能です。


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■ご自宅の外壁はどのタイプ?
◎窯業系サイディングボード
【特徴】:
石膏、セメントを混ぜ合わせて硬化した外壁材。新築の外壁に8割以上用いられている、近年最も人気の外壁材です。
表面上のデザインが豊富で、タイル目、レンガ調などがあります。 優れた断熱性を持ちますが、寒冷地では凍害が問題となるケースがあります。 最近の住宅で一番多く使われている外壁材です。

【外壁塗装の目安】:
7~8年

【よく起こるトラブル】:
・目地のコーキング割れ・ボードの反り ・チョーキング
・紫外線による褪色 ・爆裂(寒冷地)




◎モルタル壁
【特徴】:
15年~20年前に主流だったのが、モルタル壁。2000年以前に建てられたお宅では、このタイプが多いのではないでしょうか?
砂とセメントを水で希釈して混ぜ合わせ、コテで塗りつけた外壁で、防火性に優れており、強度も充分にあります。
ただし、防水性能が低くなると、ひび割れなどの劣化が大変生じやすくなっています。

【外壁塗装の目安】:
8~10年

【よく起こるトラブル】:
・モルタルの剥離 ・クラック(ひび割れ)
・紫外線による褪色 ・カビによる汚染




◎トタン壁
【特徴】:
25年~30年前に良く用いられていたのが、トタン壁。
金属素材のサイディングボードで、防水性は抜群!また耐久性にも優れています。

【外壁塗装の目安】:
10~15年

【よく起こるトラブル】:
・風による浮き・褪色




◎金属系サイディングボード
【特徴】:
スチールやアルミニウムなどの金属鋼板で、軽くて耐久性も高いのが特徴です。近年では耐震性を考えて金属系のサイディングボードに張り替えされる方も増えてきました。
既存の壁の上に貼り付けて施工することができ、断熱性が高く、さびにくいのも長所です。

【外壁塗装の目安】:
10~15年

【よく起こるトラブル】:
・スチール素材:サビ、褪色
・アルミ素材:傷がつきやすい




◎ALCボード
【特徴】:
ALCとはAutoclaved Lightweight aerated Concreteの意味で、コンクリートを軽量気泡化した外壁材を指します。
断熱性、耐火性、耐久性に優れており、ビルなどによく使われるのがこのタイプ。
ただし、外壁塗装が劣化してしまうと、防水性に乏しいため、内側からボロボロになってしまうというデメリットがあります。

【外壁塗装の目安】:
10~15年

【よく起こるトラブル】:
・クラック(ひび割れ)、爆裂(寒冷地)
・紫外線による褪色




◎コンクリート壁
【特徴】:
最も強度の強い外壁材で、塗り替えサイクルも長く、耐久性・防水性に優れています。
防水効果が劣化すると、コンクリートの内部に水がしみ込み、専門的な改修が必要になるケースがあるため、外壁塗装の時期を見逃さないことが大切です。

【外壁塗装の目安】:
15~20年

【よく起こるトラブル】:
・クラック(ひび割れ)、爆裂(寒冷地)
・内部鉄筋の亀裂、破損

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マンションオーナー様必見!絶対雨漏りを起こさないために

「そろそろ改修の時期かな?」とお考えの、奈良市のアパート・マンションオーナー様!
マンション改修では雨漏りを予防する防水工事がポイントになることをご存じでしたか?

大切な建物を長く維持したいのであれば、定期的な改修工事は欠かせません!
入居者の方から、「雨漏りしている……」なんてクレームが出ないよう、漏水の危険がある場所はしっかりとチェックを行いましょう。
pixta_21023642_m Q:マンション・アパートで雨漏りが起きやすい場所とは?
A:マンション・アパートで雨漏りが起きやすい場所、それは「屋上(屋根)」、「外壁」、「窓まわり」、「ベランダ」、「開放廊下(共有廊下)」です。
屋上や外壁・ベランダ部分は直接雨にさらされる場所ですので、当然劣化が進めば雨漏りが起こる危険性が。
窓まわりなども、外壁とサッシ部分の隙間を埋めている「シーリング材」が劣化してくると、たちまち危険なゾーンに早変わり!
屋根のある開放廊下についても、横なぐりの雨が吹き付けることで、床面や階段が濡れ、次第に防水効果が失われていってしまうため、注意が必要な部分です。

Q:雨漏り一歩手前のサインって?
A:こんなサインを見つけたら、建物の防水効果が切れかけているというサインです。
お早目に防水工事をご依頼ください!
・天井や壁・廊下の床に染みができている
・屋上や外壁にひび割れ、欠けがある
・屋上やベランダのシートや塗膜がはがれている
・屋上・ベランダなどに排水不良や水たまりがある
・目地部分がひび割れたり、痩せている
・手すり部分やボルトがさびている

Q:防水工事の耐用年数はどれくらい?
A:防水工事の種類や、立地環境、施工状況にもよりますが、大体10数年が防水工事の耐用年数だと言われています。
なので、前回の工事から10数年を目途に、前もって防水工事の計画を立てていれば安心♪
当社は現地調査・お見積りも無料で行っておりますので、屋上や外壁の防水状況に不安を感じたら、お早目に建物診断をご依頼ください。
雨漏りが起こってしまってからでは、建物内部にまで被害が及んでいるケースが多く、工事範囲も大きくなってしまいます。
適正な時期に防水改修を行えば、費用対効果の最も良い状態で、建物の寿命を延ばすことが可能です。

Q:防水層に異常があったら、すべて取り換えなければいけないの?
A:いいえ、そうとは限りません。
防水層の一部が破損していても、全体で見ればまだまだ防水効果の持続が見込めそう…なんていうケースもあります。
そんな時に使える手段の一つが、かぶせ工法。
これは、既存の防水層のうち、破損した部分だけを除去し、その上に新たな防水層をかぶせる工事のことをいいます。
古い防水層はそのまま残すため、除去のための工事費用がかからず、工期も短期間。
既存の防水層と新規の防水層が合わさる形となるので、雨漏り予防の効果も二倍期待できます。
ただし状況によってはかぶせ工法が使えないケースや、新規で防水工事を行った方が長い目で見てお得、という場合も。
当社では経験豊富な技術者がお伺いし、劣化診断・雨漏り診断をしっかりと実施したうえで、工事をご提案しています。

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雨漏り対策はどんな場所に必要?

歴史ある建物も数々見られる奈良市の町並みですが、昔ながらの建物には先人の雨漏りへの知恵が込められています。
防水の面からみれば、屋根というのは実は非常によく考えられた素材。
雨を弾き、下に流し、万が一浸水したとしても外に排出できるなど、雨漏りに大変強いつくりになっています。

一方、屋根葺材を使えない陸屋根や屋上、バルコニー、ベランダといった水平面を持つ箇所では、効率良く水を排出することが難しいもの。

このような場所を雨漏りから守るためには、防水層を使って対処することが肝心です。

形も複雑化した現代の建物では、防水工事が必要な箇所は非常に多くなっています。
奈良市にお住まいの皆様も、雨漏り対策される際は、ぜひ下記のような箇所をチェックしてみてください。
pixta_21298072_m ■ここに必要!雨漏り対策
◎陸屋根・屋上
直接雨や日差しにさらされるため、定期的なメンテナンスを行わなければ、雨漏りは避けられません。
陸屋根や屋上の場合は、歩行用か非歩行かで防水工事の仕方も変わってくるため、用途も重要。
大型のビルやマンションによっては、駐車場や屋上庭園として使用する場合もありますので、車両の重さや摩擦などを考慮し、最適な保護仕上げを選ぶ必要があります。

◎ベランダ・バルコニー
洗濯物を干したりと歩行することも多いため、それに適した保護仕上げが必要です。
特に屋根のないバルコニーでは雨漏りの危険も高まるため、屋上に準じた防水層をつくる必要が。
マンションのようにベランダが連なっている場合は、防水・保護仕上げは比較的軽微でも良いとされています。

◎開放廊下
開放廊下とは、マンションやアパートなどに設けられる共用の廊下のことを言います。
見落とされがちな部分ですが、雨風が吹き込んでくるため、雨漏り対策をしておかなければ、致命的な浸水経路になることもあります。

◎外壁
ひび割れや目地の劣化からくる雨漏りが多いのが、建物の外壁部分。
モルタルやコンクリート外壁の場合はひび割れがつきものなので、外壁全面に防水する必要があります。
パネルを張り合わせてつくる外壁の場合は、ジョイント部分の目地防水と雨仕舞いが重要になります。

それぞれの箇所の形状や使用用途、建材や既存の防水層によっても、防水工事の方法は代わってくるもの。
奈良市の「協和防水」では、適材適所の施工で雨漏りを強力にシャットアウトいたします!

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知っていますか?外壁塗装の役割 / 奈良市の防水工事はお任せ

皆様こんにちは!
奈良県奈良市で防水工事・外壁塗装を承っております、「協和防水」です!
今日は建物の重要な防水対策の一つ、「外壁塗装」についてお伝えしたいと思います。
pixta_7233253_m 奈良市にお住まいの皆様は、外壁塗装の役割をご存じですか?

「外観が少しくらい汚れていても、うちは気にしないし…」
「何か困ったことがあったら、外壁塗装を頼もう」
なんて考えていらっしゃる方も、中にはいるかもしれません。

実は外壁塗装は、お住まいの寿命を延ばす“欠かせないメンテナンス”なのです!

外壁塗装の真の役割は、お住まいを美しく見せたり、色を変えてイメージアップを図ることではありません。
それは、お住まいを大敵である“雨や日差し”から守ること!
毎日雨や日差しにさらされている外壁・屋根部分の環境は、とっても苛酷。
何も対策をしていないままでは、すぐに傷んであっという間に寿命がきてしまいます。

外壁塗装は、塗膜で外壁をコーティングすることで、雨や日差しによるダメージをブロック!
皆様の大切なお住まいを、少しでも長く保たせてくれるのです。

もちろん、そんな外壁塗装のバリア効果は、いつまでも発揮されるというわけではありません。
塗料の性質にもよりますが、およそ10年ほどで外壁塗装の性能は低下していきますので、適切な時期に再度外壁塗装を行うことが必要です。

■外壁塗装には、こんな役割があるんです!

fotolia_81310549_subscription_monthly_m◎防水性をアップ
外壁塗装を施すことで、建物の防水性を高めることができます。
注意すべきは、雨ばかりではありません。
湿気が多くて空気中に水分がたくさん含まれている状態が続けば、それだけで外壁は弱ってしまうもの。
雨漏りや結露などの水害を減らすためにも、外壁塗装は欠かすことができません。




pixta_28127735_m1◎耐久性の強化
水や紫外線から建物を保護することで、結果として外壁や屋根の耐久性を高めることにつながります。
外壁の中でも一番人気のサイディングは、耐用年数が30~40年といわれていますが、定期的に塗装を行わなければ、とても耐用年数いっぱいは保ちません。
窯業系のサイディングボードなら、必要な外壁塗装の目安は7~8年ごと。
欠かさずに塗り替えを行えば、張り替えなどの大掛かりな工事が軽減され、長期的に見てコストダウンにつながります。


pixta_23510843_m1◎断熱・遮熱といった機能性の追加
塗料には様々な機能がありますので、外壁塗装を行うことで外壁の機能性をアップすることができます。
冬には熱を取り込み、夏には冷房効果を高める、といった断熱機能のあるタイプを選べば、住宅全体が快適な気温になり、空調を強める必要もなくなります。
防カビやセルフクリーニング性を持つものなど、様々な種類がありますので、ご興味のある方は一度お問い合わせください。


fotolia_62080975_subscription_monthly_m◎美観を整える
お住まいの外観は多くの人の目に触れるところですから、やはり色あせていたり、カビが生えているままでは気になる方も多いのではないでしょうか。
古びたお住まいを外壁塗装で新築同然に見せることができるだけでなく、塗る色をガラリと変えれば、お住まいのイメチェンも可能。
毎日出入りするお住まいの外見がキレイになれば、日々の暮らしも快適になること間違いなしです!

■もしも外壁塗装の塗り替えを怠ると…?

外壁塗装は時間が経つと、次第に表面の塗膜がひび割れ、剥がれ落ちてしまいます。
そうなってしまうと、外壁は雨や日差しによるダメージに直接さらされてしまうことに……
強い紫外線や激しい雨を浴びせられば、外壁はひとたまりもありません。

建物の揺れや、湿気を吸うことによっておこる膨張に、外壁が耐え切れなくなると、やがては表面にひび割れが生じ、そこから雨水が浸入。
お住まいの大敵ともいわれる雨漏りを引き起こしてしまいます。

雨漏りがひどくなると、お住まいの基礎部分の木材を腐らせ、壁紙や天井板など、お部屋の内部にまで傷みが広がることに……。
さらに、構造部分の木材が常に湿り気を帯びていることで、湿気た木が大好きな白アリを呼び寄せてしまうことも考えられます。

そこまで被害が進行してしまえば、あわてて外壁塗装を行うだけではもう対処しきれません。
ひび割れの補修はもちろん、外壁の張り替えや、最悪大掛かりな改築工事が必要になってくることもありますので、充分に注意することが大切です。

外壁塗装は、お住まいを守る最重要メンテナンス!
適切な塗り替え時期を見極め、定期的な外壁塗装でお住まいの寿命を延ばしましょう。

■どんな種類があるの?塗料について知ろう!
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何百という種類のある外壁塗装の塗料。
いったいどの塗料を選べばいいのか、悩んでしまう方も多いはずです。
塗料には大きく分けて5つの種類があり、性質や耐久年数などがそれぞれ異なっています。
また、最近では暮らしのお悩みを解決するべく、様々な機能性を持ったものも登場!
塗料選びに迷ったら、ぜひ下記を参考にしてみてください。

◎アクリル塗料 【塗料グレード:★☆☆☆☆ / 耐久年数:6~8年】
約20年前に生まれた、外壁塗装においては歴史の長い塗料です。
製造量が多く、色の再現性が高いことから昔は主流とされていましたが、劣化が早く塗膜も固いのでひびが入りやすく、外壁塗装のサイクルが短くなってしまうのが難点です。

◎ウレタン塗料 【塗料グレード:★★☆☆☆ / 耐久年数:7~10年】
塗膜がやわらかく、密着性に優れているため、細かい部分の塗装にも適しています。
価格・耐久性・機能性のバランスが良いことから万能塗料とも言われていますが、耐久性や性能が上位の塗料より劣るため、近年では外壁塗装で使用されることが少なくなってきました。

◎シリコン塗料 【塗料グレード:★★★☆☆ / 耐久年数:12~15年】
近年価格が下がってきたこともあり、人気を集めている塗料です。
シリコンを含有することで、汚れにくさと性能を両立させ、外壁塗装に高い耐久性を実現。
シリコン塗料をベースとした様々な特殊塗料も数多く開発されています。

◎ラジカル塗料 【塗料グレード:★★★★☆ / 耐久年数:14~16年】
2015年に発売された、新しい塗料です。
従来の塗料にはない高緻密なシールド層が特徴で、紫外線・酸素・水による劣化をブロックすることが可能。
価格はシリコンとほぼ同程度ですが、耐久性が高いことから人気を集めています。

◎フッソ塗料 【塗料グレード:★★★★★ / 耐久年数:15~20年】
他の塗料に比べて、優れた対候性を発揮するのが「フッソ塗料」。
価格は少し高めになりますが、その分様々な機能を持ち合わせ、すぐれた耐久性が期待できます。
住宅の外壁塗装だけでなく、東京スカイツリーの鉄骨塗装に採用されるなど、高い評価を獲得。
劣化の激しい屋根部分だけフッソ塗料を、といったご依頼も増えてきています。


■オドロキ!外壁塗装の塗料には、こんな機能を持つものもあるんです!
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外壁塗装で注目すべきなのは、塗料の耐久性ばかりではありません。
様々な機能性を持つ塗料を外壁に塗れば、「暑い」「寒い」「汚れが目立つ」「すぐにカビが生える」なんて日頃のお悩みが解決できてしまうことも!
特に断熱・遮熱塗料などは人気ですので、外壁塗装を計画される際は、機能性にも目を向けてみるのがポイントです。

◎断熱塗料
熱の伝導を抑える働きを持つのが、断熱塗料。
夏場は太陽光の熱が屋内に伝わるのを防ぎ、冬場は室内の熱が外へ逃げるのを防いでくれるため、一年を通して快適な室内環境をつくります。
遮熱・断熱の機能を併せ持った製品も多数開発されており、外壁塗装や屋根塗装に用いるご家庭が増加しています。

◎遮熱塗料
太陽の近赤外線を反射することで、室内の温度上昇を防ぐ塗料です。
製品によっては、屋根の表面温度上昇を、最大10~15℃も抑制することが可能。
夏場になると2階の部屋が暑くて寝られない、冷房代を節約したい、というお悩みを外壁塗装で解決します。

◎低汚染型塗料
廃棄ガスや酸性雨などで塗装面が汚れると、美観が損なわれるだけでなく、外壁塗装の耐久性も下がってしまいます。
そんな汚れを防ぐ効果を持った塗料が、低汚染型塗料。
親水性のある塗料を使うことで、塗膜面に雨水が膜を形成、汚れが付着するのを防ぎます。

◎光触媒塗料
お子様や高齢者がいらっしゃるご家庭など、環境を考えたい方におすすめなのが、光触媒塗料。
光を照射することで、有機物を分解し、カビや排気ガスによる汚染を防止。ホルムアルデヒドなどの有害物質を削減します。
ただし、建物の構造やどの方角を向いて建てられているかで、外壁塗装の効果が左右されてしまうという弱点もあります。

◎防カビ・防藻塗料
各塗料メーカーから様々な種類が製品化されており、中でも防カビ材を添加しているタイプが多く見られます。
カビや藻はそれ自体が湿気を多く含んでいるため、外装材を傷める原因になりやすいもの。
日当たりの悪い立地の場合は特に、大きな効果を発揮します。


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